2026.10.31
未来を拓く「3つの心」
本学園は2028年に創立130周年という大きな節目を迎えます。この記念すべき歩みを前に、私たちは今一度、脈々と受け継がれてきたマリアニストスクールの精神、そして「生徒が理想社会の実現のために、社会のあらゆる分野で他者のために働きえる人材となるよう指導・支援する」という不変の教育理念に立ち返りました。 この伝統的な土台の上に、これからの不確実な未来を生きる生徒たちのために「これからの明星教育が何を大切にすべきか」を、本校の教職員が一丸となって徹底的に話し合い、情熱を込めて言語化した新たなグランドデザイン―それが「明星トライアングル」です。 明星が育む「3つの心」 本学園では、核となって社会に奉仕できる若者の輩出を目指し、次の3つを新たな教育目標の核に据えました。
1. 畏敬の念(Awe Reverence):互いを尊重し合う心
2. 使命感(Mission):自ら志を立てて最後までやりきる力
3. 共創力(Co-creative):新しい価値を共に生み出す力
これらは決して机上の空論ではありません。日々の教壇に立つ教員自らが「生徒にどう寄り添い、どんな力を育むか」を真摯な対話を通じて導き出した、いわば明星の未来を切り拓く羅針盤です。
私が校長に就任して4年目となります。就任1年目の同窓会総会ではOBの皆様に「在校生への教育活動へのご協力」をお願いしました。これが、この度ひとつの素晴らしい形として結実いたしました。 2026年8月、同窓生である堀内久續様(68回生)のご協力のもと、「みいけだい幼稚園(堺市)」での職業体験プログラムが実現いたしました。 参加した生徒たちは、幼児教育の現場で命の尊さや社会の仕組みに直接触れ、まさにトライアングルの核である「共創力」や「共感力」を肌で感じる大いなる学びを得ることができました。これこそが、私たちが目指し、社会や卒業生の皆さんと共に創り上げる「生きた明星教育」の姿であると実感しております。
創立130周年という大きな節目を迎えますが、これは私たちにとってゴールではなく、未来へと踏み出す小さな通過点に過ぎません。社会という大きなキャンバスへ飛び出していく彼らが、豊かな感性を研ぎ澄ませ、自分らしい光を放っていけるように―。 これからも教職員一同、生徒一人ひとりの歩みに寄り添い、共に悩み、共に未来を拓く教育を紡いでまいりたいと思います。
