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明星学園について
建学の精神
大阪明星学園は、キリストが人々に示した理想的な人間像を、生徒一人ひとりの中に実現することを教育目標として掲げています。
明星の創立者であり、初代校長のヨゼフ・ウォルフ士は"Gentleman behavior"という言葉で、生徒たちに理想とする振る舞いを求めました。それは、周囲の人々に敬愛を表し、自己に対しては絶えず人格の陶冶を心がけて義務・責任を果たす姿勢を指します。
明星のすべての教室には、「地の塩・世の光」(マタイ福音書5章)という言葉が掲げられています。
平和な社会の実現のために、生徒一人ひとりがより良い社会を築く役割を果たす「地の塩」となり、自分の内に光の源をもって社会を照らす「世の光」となって活躍する若者に育てること、これが本学園の使命であると考えています。
「あなたの神である主を愛しなさい」「隣人を自分のように愛しなさい」 (マタイ福音書22章37,39節)
マリアニストスクールとしての教育目標
大阪明星学園は、フランス人ギョーム・ヨゼフ・シャミナード神父によって創立された教育修道会「マリア会」が運営する学校〈マリアニストスクール〉の一つです。
全世界のマリアニストスクールでは、シャミナード神父のマリア会創立の精神が実践されることを目指して以下の5つの教育方針が掲げられています。
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信仰を養成するための教育
常に人格の陶冶を心がけ、他者を敬愛する寛容な心を育てる。 -
全人教育を施す質の高い教育
個人の資質を重んじ、多様な学習経験のもとで自ら思考する力を育てる。 -
「家庭の精神」を基盤とする教育
生徒・保護者・教員が一体となった共同体としての教育環境を作る。 -
奉仕、正義、平和を目指し、被造物の高潔さを教える教育
世界の人々や自然環境に想いを馳せ、進んで問題解決に向かう姿勢を養う。 -
適応性と刷新・変革を目指す教育
情報への感度を高め、変革に向けて信念を持って挑戦する心を育てる。
教育姿勢
「生徒は神様からお預かりした大切な存在、彼らの成長のためにいかなる努力も惜しまない」
これは、初代校長ヨゼフ・ウォルフ修道士の言葉です。
大阪明星学園は、創立から現在に至るまでの125年間にわたり、変化の激しい日本の教育界の一担い手としての道を歩んできました。そして、その根本に流れ続けてきたのは明星開校のエスプリ――家庭的雰囲気・人格の尊重・時代への賢明な対応――です。初代校長ウォルフ修道士は身をもってこの精神を実践し、学校は単に学問を学ぶだけの場ではなく、生徒と教員が共に研鑽を積む場であることを示しました。
大阪明星学園は、初代校長ヨゼフ・ウォルフ修道士が示した精神を受け継ぎ、未来に向けて自己をしっかりと見つめ、愛と正義と平和のために核となって社会に奉仕できる若者の輩出を目指しています。
校名の由来
「明星」という学校名は、聖母マリアに由来します。
「明けの明星」や「海の星」など、聖母マリアにはいくつかの称号があります。夜明けや夕方にひときわ輝く金星が、航海の道しるべになっていたことから、ここに聖母マリアの姿が重ねられました。校名や生徒たちの襟元や七つボタンにある校章は、聖母マリアを称えているのです。
カトリック文化圏では、聖母マリアは特別な尊敬(崇敬)を集めてきました。救い主イエスの誕生を受け入れた「信仰の人」であったからです。人々は、純粋な信仰に生きた聖母マリアの導きを願い、その取り次ぎ、支えを得て神様に祈りを捧げるようになりました。このような聖母マリアは「学園の保護者」、生徒たちを導く「明星」です。
学園の屋上にある「聖母マリア像」は、いつも温かく優しい眼差しで生徒たちを見守っています。
校 歌
歌: グリークラブ 演奏: 吹奏楽部
生駒の山の 空高く
仰げ明星 理想の光
智徳のほまれ きそい
ただひたすらの 道をゆく
明星、明星 われらが母校
敬慕のすがた われを待つ
来たれ明星 平和の学園
恩師の教え したい
はたソロモンの 智恵を追う
明星、明星 われらが母校
真田ヶ丘は 光みつ
歌え明星 母校のいさお
はえある使命 にない
摂理のままに さかえゆく
明星、明星 われらがほこり
制服
姉妹校の暁星学園(東京)、海星学園(長崎)、札幌光星学園(北海道)の生徒も同じ制服を着用しています。学生服の詰襟の左右に金糸の刺繍であしらわれたエンブレムがついています。
夏服
夏服は胸に校章のエンブレムの入った白色半袖開襟シャツに、ヨモギ色の涼しげな色の ズボンを組み合わせたスタイル。毎年6月から9月まで着用します。
※冬服と夏服の移行期間が設けられており、制定品の長袖シャツやセーターの着用など、暑 さ・寒さにも対応できるようにしております。