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2024.8.9

中学夏期オーストラリア語学研修

グローバル教育活動 中学校
中学夏期オーストラリア語学研修

7月29日~8月9日、中学2年生、3年生の希望者20名が、オーストラリア語学研修に参加しました。外国で英語を学ぶとともに異文化を体験することがこの研修の目的です。ホストファミリーや現地校生徒との会話は、もちろん英語です。言葉が通じないもどかしさや、生活習慣や考え方の違いに戸惑った経験も、参加したからこそ得られた貴重な財産です。



7月30日
7月29日の夜、関西国際空港から出発。翌30日朝、ブリスベンに到着しました。到着後、現地のコーディネーターとともに、バスでブリスベンの観光に向かいました。

ローンパインコアラサンクチュアリーでは、コアラ、カンガルー、ディンゴなどオーストラリアの動物と対面。マウント・クーサ展望台からは、ブリスベンの街が一望できました。

その後、今回の研修校である、St. Joseph's Nudgee College Brisbaneに到着。そこで、ホストファミリーと対面しました。 生徒たちは、少し疲れた様子でしたが、無事にホストファミリーと帰途につきました。

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ローンパインコアラサンクチュアリーにて
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集合写真




7月31日
今日から、いよいよ語学研修です。11年生による学校案内が終わると、さっそく英語の授業に。ネットボールをした後に、バディと対面。その後、再び英語の授業がありました。
この授業は、明星の生徒のみが対象です。ホストファミリーについてそれぞれ発表を行った後、オーストラリアのお金や、ホームステイ先で使えるフレーズについて学びました。生徒たちはまだまだ緊張状態で、自分から話しかけることは難しいようでした。バディになってくれた現地の生徒は、日本語を勉強しています。日本語で一生懸命話してくれる子もいました。明日からは、休み時間やお昼休みに、明星の生徒と過ごしてくれるそうです。

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8月1日
英語の授業の後、5年生の音楽の授業に参加。その後、再び英語の授業を受けました。
音楽の授業では、アボリジニーの歌を一緒に歌ったり、手遊びをしたり、現地の生徒がパソコンでビートを作るのを見たりしました。
英語の授業では、オーストラリアの動物について学び、グループで発表もありました。
この日からバディと過ごす時間が増えたので、緊張しながらもそれぞれ頑張って会話をしています。お菓子を交換したり、一緒にラグビーボールで遊んだようです。

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現地の5年生と一緒に音楽の授業
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英語でエミューについて発表

 



8月2日
この日は英語の授業の他に、11年生の日本語クラスと8年生の日本語クラスに参加しました。
日本語クラスでは、現地の生徒は日本語で、明星の生徒は英語でコミュニケーションをとるように指示されており、互いに助け合ってゲームやアクティビティに取り組みました。
英語の授業では、お金のやりくりをテーマに、オーストラリアのチラシを見ながら、「予算内にほしいものを揃える」というグループワークを行い、発表しました。
ランチタイムには、日本語の先生がお好み焼き(キャベツ焼き)を準備してくださり、8年生の生徒と一緒に焼いて食べました。

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現地生徒のとの交流の様子
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一緒にお好み焼き作り




8月3日、4日
学校はお休みです。ホストファミリーが、ビーチやシティへ連れて行ってくれたようです。

8月5日
この日の英語の授業では、アボリジニーについて学び、ブーメランをペイントしました。その後、生徒を2組に分け、体育と演劇の授業に参加。8年生の日本語の授業にも入りました。
徐々に緊張も和らぎ、現地での学校生活に慣れてきた様子です。

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体育の授業
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演劇の授業




8月6日
まず、ミサがありました。そして、今日はスポーツデイでした。23人ずつチームに分かれ、ヴォルテックス、砲丸投げ、走り高跳びなど、日本ではあまり経験できない種目に挑戦しました。明星の生徒は走るのが速く、100m走で大活躍!

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ミサの様子
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スポーツデイの様子。綱引きも



8月7日
英語の授業で、オーストラリアと日本の文化の違い、オーストラリアの食べ物について学習しました。実際にベジマイトやフェアリーブレッドなどを食べ、味や食感を形容詞で表現しました。その後、それぞれのバディとともに、体育と演劇の授業を受けました。

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8月8日
最後の研修後、お別れパーティーがありました。
それぞれのファミリーが持ち寄った、お菓子やピザを食べながら、最後の時間を過ごしました。明星の校歌を披露したり、オーストラリア国歌を歌ったりしました。そして、関係者に感謝の言葉を伝えた後、コーディネーターから今回の研修の修了証をもらいました。ホストファミリーには、それぞれが書いたサンキューカードと、写真入りフォトフレームをプレゼントしました。

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8月9日
朝、学校に集合し、ブリスベン空港から出発。19時半、無事に関西国際空港到着しました。

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ブリスベン空港にて




研修を終えて
最初はホームシックになっていた生徒たちから、「帰りたくない」という言葉が聞かれました。初めての海外経験だった生徒も、初めて親元から離れて生活した生徒もいました。わずか12日の研修でしたが、いろいろな場面で、考え、悩み、様々な感情を抱いたと思います。日常から離れた貴重な体験を経て、皆それぞれが大きく成長したように思います。

最後に、この研修を支えてくださいました多くの関係者の皆様に、改めて感謝申し上げます。