
いちばんの財産は「何事も続ける大切さ」
2012年度卒業
宮野 功晟
MIYANO KOHSEI
プロフィール
Rimo合同会社プロダクトマネージャー。音声認識技術を基盤としたAI議事録ツールの開発・展開に携わる。京都大学・大学院でドローンを用いたAI探索システムを研究し、NTTドコモにてデータエンジニアとしてキャリアを積んだ後、2021年10月より現職。
明星学園での思い出
Q:明星学園での学校生活について、どのような思い出がありますか?
特に印象に残っているのは、朝早くから使える自習室での勉強と、放課後の卓球部の活動です。真田山公園での走り込みや試合に向けたトレーニングを、友人と一緒に頑張ったことが心に残っています。その努力が実を結び、地区大会で優勝できたときは本当に嬉しかったです。
Q:特に印象に残っている先生はいらっしゃいますか?
担任だった岩田先生です。たとえば「回転体の積分」みたいに、ちょっと難しそうに聞こえるテーマでも、独特のたとえ話でかみ砕いて教えてくれました。「数学って実は面白いな」と感じられたのは、先生のおかげだと思います。
現在の活動とキャリア
Q:現在のお仕事について教えていただけますか?
AIスタートアップのRimo合同会社で、プロダクトマネージャーをしています。具体的には、会議の音声を自動で文字に変換し、記録を取ってくれる「AI議事録ツール」をつくっています。大学院ではドローンとAIに関する研究に取り組み、大手通信会社ではデータを分析する仕事を経験しました。その後、より自由に新しい技術を試せる環境に魅力を感じ、会社の創業期に参画。現在は、いろいろな企業と一緒にAI技術を導入し、仕事のしかたを変えていくお手伝いをしています。
母校での学びと現在への影響
Q:明星学園での経験は、現在のキャリアにどのように活きていますか?
いちばんの財産は「何事も続ける大切さ」を身をもって学んだことです。男子校ならではの活気ある雰囲気のなかで、勉強も部活も周りと一緒に突き詰める習慣が自然と身についたと思います。今はAI技術が目まぐるしく進化しているので、常に新しい情報を追いかけたり、実験を繰り返したりする必要があります。そのとき「粘り強くやり続ける力」があると、壁にぶつかっても投げ出さずに乗り越えられると感じます。
在校生へのメッセージ
Q:現在の明星学園の学生たちへメッセージをお願いします。
高校生のうちは、自分の時間を自由に使える貴重な時期です。何かひとつでも夢中になれるものを見つけて、徹底的に向き合ってみてください。将来、仕事や家族のことなどで忙しくなると、思うように挑戦する時間を確保するのは難しくなります。だからこそ、高校生のうちに「自分は何が好きで、何をやりたいのか」を探るのはすごく大事だと思います。
私自身、「社会をもっと良くしたい」「新しい技術を使っておもしろいことをやりたい」という思いからAIスタートアップに飛び込みました。もし「世界を変えてみたい」と感じているなら、AIスタートアップを含め、いろいろな技術や働き方に目を向けてみてください。思わぬところに面白いチャンスが転がっているかもしれません。
※本記事は弊社プロダクトRimoのAI自動インタビュー機能で作成しております。