(学園より)入学式お祝いの言葉

正門 式次第

校長よりお祝いの言葉

「ご入学 おめでとう!」
本日、入学を許可された新中学1年生243名、新高校1年生357名の皆さん、皆さんは多くの夢と希望を持って今日を迎えたと思います。 「入学おめでとう。心からお祝いいたします。」
また、保護者の皆様、ご子息の入学に、お喜びもさぞかし、ひとしおの事と存じます。心からお祝い申し上げます。

 さて、この大阪明星学園は1898年カトリック修道会「マリア会」によって設立され、本年度創立122年を迎える伝統と歴史を誇る学校です。その間、歴史の歩みとともに学園はいろいろな変化、変遷をしてまいりました。でも、本校で学び、卒業していった3万4千名を超える卒業生たちは、時代が変わり、社会情勢が変わり、制度が変わっていく中でも、決してその波に呑み込まれることなく堅持し続けたものがありました。それが「明星の建学の精神」です。
122年後の私たちにとって、誇らしい伝統として受け継ぎ、さらに充実させながら次の世代へと伝えていかなければならないものなのです。
入学に当たり、皆さんが過ごすこれからの6年間また3年間が「明星教育」の実現に向けた努力の日々であることを期待します。また高校Ⅲ年では成人です。自ら創造する明星生活にして下さい。
 さらに、皆さんが直面することとして明治維新以来と言われる文部科学省による教育大改革、高大接続改革、新しい学習指導要領に従って教育課程が変わり、大学入試センター試験も変わります。
このような大きな変化の流れを感じる時ではありますが、学園創立以来変わらず堅持してきた「明星教育の理想」、これを具体的に言うならば、「よき明星紳士」を育成することです。神の光に照らされた理性を持って考え、強固な意志を持って社会のあらゆる分野で中心となって活躍できる人間が「明星紳士」と言えるでしょう。
また、すべての教室には「地の塩、世の光」の聖句が掲げられています。
塩がその役目を十分に果たすためには、塩の姿を消してしまわなければなりません。対人関係の中で塩となれと言われるとき、それは自分自身を犠牲にすることを意味しています。つまり、他人(ひと)のためになるには、自分を捨てなければな
らないのです。また自らが光となって輝くだけでなく、その光によって周りを輝かせることが大切です。確固たる自己を確立し、他人のために尽くすことこそ「明星紳士」の真の姿なのです。 人間は互いに支えあって生きています。「人」と言う文字が示すように相手を支えなければ二人とも倒れてしまう間柄なのです。この理想を社会の中で実現するためには、明星紳士はまず、より高度の教育を受けて、現実の厳しい社会条件を克服できる学力を身につけなければなりません。皆さんは学園生活の中で、勉学のために苦労を重ねるのは、当然のこととして受け止めてください。知性を磨くことの厳しさに耐えることのできない者は、本学園の生徒としてふさわしくありません。もちろんその努力の成果は卒業時に出てきます。でもその結果だけがすべてではありません。その結果に至るまでのたゆまぬ努力を続けることが大切なのです。 さらに、ボランティア活動やクラブ活動に懸命に励み、クラスとは違う学年を超えた仲間づくりが生涯の友人関係を築くことになるでしょう。男子校としての良さを痛感することでしょう。 明星の教育は人生の土台を築くものなのです。

さあ、いよいよ明星生活が始まります。皆さんとの出会いは、偶然ではなく、お互いに望んだ出会いであります。この「自ら選んだ」ということを忘れずに毎日を大切に過ごすことによって、私たちは、人生を価値あるものに高めていくことが出来るのだと思います。これから先、必ずしも楽しい事ばかりではなく、苦しい事、悩む事も多いかもしれません。その時には皆さんの周りに皆さんを支えてくれる多くの人の笑顔があることをもう一度確認し、まず一歩踏み出しましょう。解決方法はきっと見つかるはずです。皆さんの明星生活が充実したものになることを心より祈念しています。

ここで保護者の皆様にお願いがございます。
学校というところは生徒が主役であります。そのためには生徒一人一人が主体性を持って活躍することが何よりも大切でありますが、私たち教職員や保護者の皆様、つまり大人が先回りして子供を保護してばかりいてはその主体性は育ちません。学校でも高校生・中学生としての自覚を持って自らの事は自分で責任を持つように促してまいりたいと思いますので、ご家庭でもご子息の自立が進むようにご配慮下さいますようお願いいたします。
また、今後、伝統を踏まえつつ新しい時代にふさわしい教育環境を整えるための施設、設備の維持管理やさらなる教育環境の充実が必要だと考えております。何卒ご理解を賜り、ご支援くださいますようお願い申し上げます。

2020年4月4日
             学校法人 大阪明星学園
                                                  明星高等学校・明星中学校
                                                              学校長  松田 進

※本来なら本日本校マリアンホールで盛大に令和2年度の入学式を挙行する予定でありましたが、
   新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止という苦渋の決断を致しました。
   ご理解をいただきますようよろしくお願いします。



正門

生徒会長よりお祝いの言葉

この度、明星中学校・高等学校にご入学された皆さん、保護者の皆様ご入学おめでとうございます。 在校生を代表しお祝い申し上げます。
今、皆さんはこれからの3年間あるいは6年間の学校生活に沢山の夢や希望を抱いていることでしょう。その反面、新たな環境での慣れない生活に不安や悩みも抱いているのではないでしょうか。そんな皆さんに明星での学校生活を有意義に過ごしていただくために是非心に留めて頂きたいことがあります。それは勉強、クラブ活動、学校行事など、どんなことにも手を抜くことなく全力で取り組むということです。そしてどんな困難に直面しても決して諦めることなく突き進むことが出来れば、必ず道は開け、その経験が皆さんの糧となるでしょう。
もしそんな中で悩みができたときは一人で抱え込まずに友人や先生、もちろん私達にも相談してください。その時は共に悩みを分かち合いましょう。そして明星紳士として心を一つにし、これから始まる学校生活を大いに楽しみましょう。
今、国内外ともに厳しい状況が続いていますが、このような状況だからこそ共に助け合いどんな不測の事態も共に乗り越えていきましょう。入学式で新入生の皆さんの真新しい七つボタンの制服に袖を通した初々しい姿を見ることができず本当に残念ですが、始業式でお会いできるのを在校生一同楽しみにしています。
最後になりましたが新入生の皆さんのご活躍を祈念いたしまして、簡単ではございますがお祝いの言葉とさせていただきます。本日はご入学おめでとうございます。

2020年4月4日      生徒会会長 奥山 聡太

▲TOP