2019年7月28日・29日 
中3・高1理科実験授業

7月28日・29日の2日間にわたり、中学3年生・高校1年生の希望者計20名による、理科実験授業が行われました。

「圧力を『見える化』し、操る力を身につけよう」をテーマとし、オリジナルのホバークラフト製作を通して、研究や「ものつくり」の面白さ・奥深さを経験してもらう実験教室です。1チーム生徒5名の編成で、それぞれに実験アシスタントがつきます。アシスタントの皆さんは、興味深い研究テーマ(サンゴの色の生態学的意味・リチウムイオン電池の開発・新薬開発・イルカの食性・人の感情の見える化・おいしい豚肉の開発)に携わっている研究者の方々でもあります。 初日は、力学の基礎と、ホバークラフトの基本的な構造のインプットです。その際、ホバークラフトを浮かせたり、推進力を与える「ファン」の形状が、ホバークラフトの性能を大きく左右することを学びました。

2日目の前半は、明星学園OBでもある木幡 巌さんの講演から始まります。木幡さんは100年以上続く老舗の圧力計製作会社の社長さんです。新しい分野に挑戦すること、使命感を持つこと、他者と共感しながら物事を進めていくことの大切さについて学ぶことができました。後半ではチームで作成したエース機を用いてのデモンストレーションと、仮説検証の報告会です。発表が終わるたびに、同じ課題に向き合ったライバルたちから大きな拍手が起こります。

2日間のプログラムを終えた生徒の皆さんは、実験においてもやはり、自分の考えをはっきりとことばにすること、そして人の話もしっかり聞かなければいけないということを実感したようです。 最初はみんな同じキット製品だったホバークラフトですが、実験後に各自が大切そうにサブバッグの中に入れたそれは、一人一人の愛機です。それが本当の意味での「オリジナル」なのだと思いました。 今回の理科実験をはじめ、学園生活でのさまざまな面において、生徒の皆さんが課題発見・課題解決のサイクルを積極的に繰り返すことで、よりよい世界を生み出す力が涵養されることを願ってやみません。

中3高1理科実験授業1
中3高1理科実験授業2
中3高1理科実験授業3
中3高1理科実験授業4
中3高1理科実験授業5
中3高1理科実験授業6
中3高1理科実験授業7
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