一年間の御礼と今年度に向けて

2019年4月

4月4日、2019年度の入学式が挙行され、真新しい7つボタンの制服の中・高561名の1年生を迎えました。新高校1年生は18歳成人となる初年度です。高校3年生で名実ともに大人としての扱いを受けることになります。
人口減、少子高齢、働き方等々、社会が大きく変わろうとする時期に学校教育の意義も問い直されることでしょう。

4月8日始業式、全学年元気に新年度(平成から令和へ)がスタートいたしました。
昨年4月より校長職に就き、1年間があっという間に過ぎました。
個人的にはこの1年が突風のごとく過ぎ去った感があります。
あれこれ様々な新しい取り組みを考え、生徒・教職員が一体となって取り組んで参りました。結実したもの、まだ途上のもの、今後も引き続き実践していくもの、新しく加えるもの等々があり、今年度も新課題と共に進んで参りたいと存じます。
またいろんな面で私自身の力不足を痛感した1年でもありました。
本校の生徒、保護者の皆様だけでなく、あらゆる面で支えていただいた関係者の 皆様、本当に有り難うございました。厚く御礼申し上げます。

今年度は教育改革の大きな柱であるグローバル教育と探求・総合学習といった プログラムをさらに充実させ、生徒たちに果敢にチャレンジさせたいと考えています。現在の中学生、高校生が社会で活躍するときのフィールドは狭い日本ではなく、世界なのです。そのためには個々人の生き方を世界基準にしていくことが求められます。「自ら考え、自ら動く」「受動ではなく、能動で」こういう志を持った人に入学してもらいたいし、6年間・3年間でこういう志を胸に刻んで飛び立ってもらいたいと思います。
男子校が激減する中で、大阪明星学園は本年創立121年を迎え、その歴史と伝統に支えられ建学の精神を堅持しつつ、さらなる飛躍の年にしていく決意です。
今後、ますます笑顔あふれる学園になりますように教職員一同全力で取り組んで参りますので、引き続きご指導ご鞭撻賜りますよう、どうぞよろしくお願いします。



校長就任のご挨拶

2018年4月

このたび、大阪明星学園 明星高等学校・明星中学校の第19代校長を拝命いたしました松田進です。
200年の歴史を持つカトリック修道会「マリア会」を母体とする大阪明星学園は本年創立120年を迎えます。その重責に身の引き締まる思いです。

明星では全教室に「地の塩 世の光」の聖句が掲げられています。 人が目指すべきは自分の幸福だけを追い求める生き方ではなく、他人(ひと)が幸福であってこそ自分の幸福があるのです。それは世の中がいかに変化しようと変わることない普遍的な人の生き方であると言えるでしょう。そのような心を育み、社会に出た時により多くの人々の幸福のために尽力できる人材「明星紳士」の育成こそマリアニストスクールの教育理念です。

 学校とは何のためにあるのでしょう。
 勉強とは何のためにするのでしょう。
 成績を上げるためでしょうか。
 受験に合格するためでしょうか。
 この明星で学ぶことのすべてのことを、
 将来、他人(ひと)の幸福のために役立ててください。
 この6年間・3年間が君たちの人間力を育みます。
 共に精進していきましょう。

今後、文部科学省による新学習指導要領が正式発表され、新しい教育課程に従って授業が展開され、現在の大学入試センター試験も変わります。社会が急速に変化していく中を生き抜いていくためには、「自分はどう思うか」という「自分軸」で思考ができ、他者に説明できる表現力が不可欠になります。 「I think~、because・・・」という思考と表現です。

文部科学省が掲げる新しい学力の3要素「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」ですが、「新しい」と言っても今までなかったことではなく、「本質的な学び」や「普遍的な力」と言えるでしょう。

学校はそれぞれが志望する大学というゴールに向かって、どうしたらその学校に入れるかの手ほどきをすることと考えられていた時期もありますが、そもそも志望校選びがゴールではありません。そこで何を学び、社会でどう役立てるかを生涯にわたって追求していくことが本当に大切なことなのです。

「少子高齢社会」「人口減少社会」がさらに進み、学校教育を取り巻く環境はますます厳しさを増しています。その中で私立男子校としての存在意義を高め、生徒諸君や保護者の幸福度(満足度)を高めるべく教職員一丸となってさらなる向上に全力で取り組む所存です。
今後とも引き続きご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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