高校生版 2021.1月
☆おススメ新着図書
あけましておめでとうございます 。 皆さんが心に残る一冊と出会えますように。
天涯孤独になった主人公・桐子。老後の面倒を見てもらおうと刑務所 入りを画策し… 。
北極圏、南米、アラスカ、カメラを携え未知なる世界と出会い続ける７年間の身体と思考の軌跡。
驚くほど多様にして、目を見張るほど美しい。摩訶不思議なクモの世界の図鑑。
キャンプでもベランダでも簡単にできるおいしいレシピを紹介。
ジャーナリストや弁護士、研究者などの専門家と共に、流されがちな問題の一つ一つを掘り起こす。
情報があふれている現代。この世界を生き抜くために、自分で正しい答えを出せるようになろう。
（出版社内容情報より引用）
☆福袋人気テーマ RANKING 2020年12月時点
☆「○○先生、イチオシ本！」番外編
今回は番外編！先生方から全学年に向けてイチオシ本の紹介です。
N 先生より
『海に生きる人びと』（宮本常一）
日本人の祖先の話。海辺で暮らす人々の村と漁、そして信仰を紐解く民俗学の本。『山に生きる人びと』と合わせて読むのがおススメ。
M 先生より
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』（若林正恭）
キューバ、モンゴル、アイスランドでの旅行体験と、コロナ後の東京にもふれたエッセイ。文庫本の方が内容が濃く、お得感あり！
N 先生より
『ピカソ思考』（小川仁志）
「クリエイティブに生きる」とはどういうことかを教えてくれる一冊です。
☆海外文学の世界を旅しよう!
第2回ドイツ編
『コリーニ事件』（フェルディナント・フォン・シーラッハ）
殺人犯の国選弁護人になった主人公・ライネンは、後日、その事件の被害者が自分の恩師だったと知る。法廷で明かされた事件の驚くべき真相とは。また、作中で語られた「法律の落とし穴」をきっかけに、出版後、ドイツ連邦法務省が調査委員会を立ち上げた。現実の政治を動かした小説。
『アウシュヴィッツの図書係』（アントニオ・G・イトゥルベ）
スペイン文学。ナチス政権下、強制収容所にあった秘密の図書館。人間らしく生きることの尊さ、すべてを奪う戦争の悲惨さを考えさせられる一冊。ジャーナリストである著者が、実話をもとに書いた作品。
『クオリティランド』（マルク=ウヴェ・クリング）
恋人や趣味までアルゴリズムで決定される究極の格付社会。主人公・ペーターは欠陥ロボットを従えて権力に立ち向かう。（出版社内容情報より引用）
☆その他おススメ☆
- 『帰ってきたヒトラー』（ティムール・ヴェルメシュ）
- 『デミアン』（ヘッセ）
- 『はてしない物語』、『モモ』（ミヒャエル・エンデ）
- 『ドイツ怪談集』
- 『飛ぶ教室』（エーリッヒ・ケストナー）
- 『グリムの昔話』
- 『Good Luck』（アレックス・ロビラとフェルナンド・トリアス・デ・べス）※スペイン文学